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04/29/2004

どこも同じか

Die Zeitの2004年18号でMartin Spiewakが人文科学の現状にが危機的であるのは、大学がきちんとした対策をしてこなかったからだ、とする記事を書いている。そもそも人文科学の意味などという問いは、「人文諸科学が自らの課題を果たしているなら、上っ面なものに過ぎない」と。

人文科学、社会科学の分野は社会への影響力が今や大変小さく、また学生の教育という面でも他の分野に比べて遅れを取っている(哲学と歴史系で卒業まで14セメスター(7年)、ドイツ文学や社会学ではもう1セメスター少ない)。また、大学の外で活動する人々の結果の方が社会に大きな影響力を与えているという。


一つの教授職を狙っている私講師の数が250人であるとか、ショッキングな数字が並んでいるわけであるが、結局どこも似たような状況であることは確かであるらしい。入ってくる学生の質が下がっていることが取りざたされているが、それは大学の地位が相対的に低くなったことと呼応しているわけで、そういった学生に対する教育を放棄する言い訳にはならない。

もっとも、流石に大学の先生にしても危機感はあるようだ。まだそれをどのようなカタチにするかを悩んでいるだけで。学生の側も何とかして、先生方を使い倒す方策を考えないといけないのだが。

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» スイスでも厳しい [ねぎとろ丼日乗]
Neue Züricher Zeitungの5月5日の記事より。スイス [Mehr erfahren]

verlinkt am 05/05/2004 um 18:50

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