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04/30/2004

大学の良識

朝日新聞の4月29日付の記事より。文教大学はオウム真理教の教祖、松本被告の娘が今年の春、文教大学の入学試験に合格しながら、「周辺住民や在学性への配慮」を理由に合格を取り消されたことが分かった。


大学の存在意義とは一体何なのか。一方で経営しなくてはならないとはいいながら、事業としてだけなら商売になりっこないのだから、その他にもモチベーションがあると考えて当然ではないか。子どもっぽいと言われても、そこにはある種の「良識」みたいなものがあるのではないか、とわたしは信じている。そうでもないなら、本当に社会での機能を全く果たさない4年間の(あるいは5年か、それ以上の)休暇を過ごす、社会的レジャーランドにしかならない。

せめて大学だけでも、社会の、そして法制度の基盤、それは「罪を憎んで人を憎まず」という言葉で表されるかも知れない、を守る姿勢を示して欲しい。そもそも犯罪者の子孫に生まれることを選べるわけではないし、(同義的な罪を一切侵していないかどうかは分からないけれど)彼女自身が犯罪を侵したわけでもない。彼女には責められるところはないのである。

また、彼女を社会からつま弾きにしてしまうということが発するメッセージは全然ポジティブなものとはならず、それでも彼女はこれからもわたしたちの隣で生きていくのであるから、わたしたちの社会になるべく受け入れていく活動が必要とされていると思う。

大学の良識が問われていたのだろうと思う。

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