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06/10/2004

どんどん低下中

朝日新聞の6月10日付の記事より。日本人女性1人が有無子どもの平均数を示す「合計特殊出生率」が03年に1.29に低下し、戦後初めて1.2台になることがわかった。近く厚生労働省から確定値が発表される。政府の基本的な想定を外れる水準にあり、このまま推移すれば、社会保証制度や将来の経済活動に大きな影響を及ぼす可能性が大きい。

日本の出生率は75年以降、低下傾向が進むが、ドイツやイタリアなどの他の先進国では近年、少子化の進行にほぼ歯止めがかかっている。


わたしは当面子どもをもうけることが可能である状況に到達しないので、なんとも言えないニュースだが、確実にこのままでは年金は破綻するのだなあ、という風に感じた。

少なくとも、「産めよ増やせよ」なぞと軽く言ってはいけない。言わなくてはならないのはどこかが歪んでいるからだし、産む産まないは基本的に選択の問題だから。政府はそういう選択ゲームの中のプレーヤーとして戦略を建てないと、絶対に失敗するだろうな、と思う。求められているのは、狡猾さと冷静さなのだよ(悪い意味ではないのだが)。


ところで、男の側からみてもこの社会で子どもを産み育てるということに対する障壁は大きい、と感じる。子どもを産み育てるということはこの社会の中では、実際上は歓迎されていないのではないか、と感じられるからである。例えば、多くの男性は出産休暇や育児休暇を実際には取っていないし、取ったとしてもどういう風な行動を取るべきなのかについて学ぶ機会はほとんどない(学校教育だけではなく、社会的な伝達がすでに途切れている)。もちろん、その休暇を取りにくい理由の多くは「取りにくい雰囲気」というのはある種のexcuseに過ぎないかも知れないけれども、それでもある種の真実ではないか、と思う。

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