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06/19/2004

思い出と学習

朝日新聞の6月19日付の記事によると、修学旅行中に国際機関などを訪れて「生きた社会勉強」をさせようという企図に行き詰まりが出ているという。説明を真面目に聞かない生徒が多い、ということが理由である。

JICAの本部には昨年度、中高生を含めて4349人が訪れた。3年前から急に数が増加したが、専門の対応部所はなく、職員の有志が講師役を勤めている。担当者によると、訪れる生徒たちの内で「事前に学習を済ませているのは全体の二割程度」という。


わたしの住む街は小学生から高校生まで比較的多くの修学旅行生がやってくるが、最近気になるのは彼らが「旅行のしおり」のようなものではなく、「るるぶ」などのガイドブックや、駅で売られているような観光地図を手にしていることである。班別自由行動はわたしの時代にも、そうであったが、しおりというものが存在し、色々なガイドブックとは異なる情報を手に入れて歩いたりしたのだが、最近はそういうことはないのだろうか。

国際機関の見学に際してそういうことがあるかどうかわからないけれど、教師陣が明らかに下見していないということがわかるのも気になる。例えば、狭い駅前に100人からの生徒を整列させて、延々と話をしていたり、生徒が歩道を埋め、お年寄りを車道に追い出した上、整列した生徒を見回る先生方が突然車道に飛び出したり…。一番ひどかったのは、班行動のチェックポイント(最近の修学旅行はオリエンテーリングみたいになっているのである)で先生がくわえタバコを道に投げていたこと。生徒たちが少々羽目を外すのは、見ていても微笑ましいし、自分の思い出も喚起されるが、教師のこういった態度は悪印象しか残さない。

少なくとも、ある程度綿密な下見は必要なのだろうな、国際機関に行くのだろうが、古都を訪れるのだろうが。

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