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06/21/2004

傘は折れるもの

一日に二回「天気」コーナーを書くのは甚だ習慣に背くことだけれども、今日のような素晴らしい天気の日にはそうする権利があるのではないか、と思う。

昼ご飯を終わり「そろそろ移動かしら」と思っていたら、ポツポツと降り出した雨は、二時間ほど後、遠征に出発するころには本降りになった。そして、電車を揺らすほどに風が段々と強くなり、遠征先についたころには、颱風が間違って関東に上陸してしまったのか、と思うほどに雨風が強くなっていた。こういうときの風というのはなんとも言えないリズムがあって、大縄飛びを跳ぼうかという緊張感を覚える。そして、敢なく敗退。風が緩んだな、と思って一歩を踏み出し、屋根に戻るには少し離れ過ぎた頃、巨大な縄が降ってきた。風は巻き、雨は下から降り込んでくる。そして傘の骨が空襲でも受けた鉄骨のように、あるいはゴジラの熱線を受けた鉄塔のように、ぐにゃっと曲がった。

目的地の屋根の下に到達したときには、ズボンの主さは倍になろうか、というほどになって、建物の中で利いている冷房の効果を倍にしてくれる。素敵な夕方である。

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