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07/04/2004

「お届けです!」

朝日新聞の7月4日付の記事より。住友信託銀行は、死後に預っていた伝言を届けるサービスを開始する。「メッセージトラスト」と名付けられたこのサービスは、伝言を封書で預り、これを死後に本人限定受取郵便で送り届けるというもので、7日にスタートする。預ける期間の保管手数料は一年3150円で、突然の事故に備えて実印や預金通帳、生命保険証書のある場所を確実に、そして手軽に伝えたいという需要を見込んでいる。

依頼人の死亡事実は半年毎の更新伺いや、依頼人の元に残された「住信に連絡を」というカードで気づいた遺族からの連絡を元に確認し、発送するという。また、生前に追加手数料を払えば伝言の内容を書き換えることができ、また死亡日に関係なく期日を指定することも可能であるという。

住友信託銀行はこのサービスの届け先が遺族であれば、遺産整理業務の受託を得るチャンスとなるとみている。


宮部みゆきの小説には局留の普通郵便を用いてダイイング・メッセージを残す手法が紹介されていて、「へぇ」と思ったものだが、どうやら世の中はもっと進んでしまっているらしい。信託銀行の業務を考えると(別に詳しいわけではないが)、こういう業務は得意分野だろうな、という想像もできるし、なんとなく普通の伝言サービスより信用がおけそうでもある。一方で、事実確認がずっと受身のままであるというのがこのサービスの限界でもあるわけである。場合によってはメッセージが届くのを阻止すべく、連絡しないことも考えられるだろう。その辺が安さの結縁か。

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